ちちぶ市移住日記

秩父市の移住に関する情報に加え、秩父市の魅力や個人的な日記などを掲載していきます!

先輩移住者へのインタビュー 番外編 inおがのゲストハウス

 

こんばんは。管理人のしおです。今回は今までのインタビューとは違って、番外編をお送りします。もともとはおがのゲストハウスの女将らぶこさんのインタビューを予定していましたが、飛び入りで横瀬町の地域おこし協力隊の夢積ねーさんを迎えまして、座談会を行いました。小鹿野秩父横瀬のコラボをぜひ楽しんでください!

 

プロフィール

 

らぶこ(北川愛子 きたがわあいこ): 東京都東村山市出身。大学卒業後、約10年間会社勤めをしていたが、退職し飲食業に転向する。3年間カフェやレストラン等で料理を勉強しつつ、シェアカフェを借りて週一の頻度でらぶこ食堂を開く。現在は今年の4月にオープンしたおがのゲストハウスを経営している。

 

夢積ねーさん(石黒夢積 いしぐろむつみ): 埼玉県ふじみ野市出身。大学卒業後、8年間自動車ディーラーで営業をしていた。海外にも興味があったが、横瀬町を訪れ、横瀬が好きになる。横瀬町の地域おこし協力隊の募集を知り、応募する。現在は横瀬町の地域おこし協力隊として活動中。

 

~座談会スタート~

(しお) らぶこさんはどういった経緯でゲストハウスを始めたんですか?

 

(らぶこ) 私は元々ゲストハウスが好きで、会社員時代からよく利用してたの。その後飲食業に転向して料理の勉強をしつつ、いつか食堂をやろうと思ってたんだけど、ある日突然「ゲストハウスの方が自分の才能を活かせるな」って思いついて。そしたらちょうど「小鹿野町でゲストハウスをやらないか」って声がかかってきて、こういうことになりました。

はじめるにあたって、1年ぐらい準備期間にかけたかな。なんでかっていうと、ゲストハウスは地域に根付いてないと成り立たない商売だし、全く見知らぬ土地の小鹿野に馴染むのに1年はかかると思ったんだよね。

 

私は結構直感型で、ゲストハウスを始める前は正直小鹿野で、そしてこの広い物件でゲストハウスをやるのは相当リスキーだと理性では思ってたんだけど、直感は「ここ面白そう、楽しそう」って思ってた。この建物自体も面白いし、ここの町の人はすごく雰囲気がいいし、私はここに馴染める気がするって。

それに小鹿野は素材が眠っているまだ誰も開発していないブルーオーシャンで、ここを興せたら面白いって思ったんだよね。だから理性と直感の間ですごく悩んだ。

 

それで一回お話をお断りもした。断ったんだけど、そのあと大家さんが動いてくれて、わざわざ東京まで来て話し合ってくれたのね。そうしたら、その大家さんがすごく魅力的で、この人のこともっと知りたいし、この人とやるなら失敗してもいいやと思って、私の不安は何も解消されていないけど、やれるんじゃないかって思っちゃった(笑)。

私の人生を賭けた大勝負だよね。それで、覚悟を決めたのが去年の6月終わりぐらいかな。

 

(しお) お話聞いていると地域おこし協力隊みたいですよね。夢積ねーさんは何で協力隊を?

 

(夢積) ちょうど協力隊をする前は英語の先生になりたくて、海外に住んでみたいと思っていたからワーキングホリデーの準備もしていたけど、家族の事情もあり、いったん延期にしたの。でもせっかくだから新しいことしたいし、どうしようかなと思っていたら、友達の旦那さんが協力隊のこと教えてくれて、じゃあちょっと行ってみようかなと思って横瀬町に来たのね。

それで来てみたら、「あ、なんかすごく楽しそう」って思って、協力隊になったの。怒涛の3ヵ月だよね。

 

(らぶこ) でも、正直さ、協力隊はそれまでの年収の半分以下じゃん。それでも協力隊をやろうと思ったのは何で?

 

(夢積) 車の販売営業がしたくて仕事を始めたけど、すごく利益を求められるのに違和感を持っちゃって、それで横瀬に来たときに横瀬の人達は何か違う頑張り方をしているように見えた。それを見て、私もなんかできそうって思って、じゃあ3年間は協力隊として頑張ろうって思ったんだよね。

今は横瀬に来て本当に良かったと実感してる。

 

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(左がらぶこさん、右が夢積ねーさん)

 

(夢積)あと、こっちではあんまりお金使うこと無いから大丈夫って思ったのもある。ほんとに使わないよね。最近私乳製品と卵ぐらいしか買わなくなったの。

こないだ、たまたまバーベキューしたらその残りをひとり暮らしだから、ってことでほぼ全部もらって、あー今週買い物に行かなくていいなーって状態。

 

(らぶこ) 私も。明日も大家さんが昼にトウモロコシ持ってくるらしいし。いつも手土産を持ってきてくれる。ご近所さんからよく野菜をいただきます。

 

(しお) じゃあ、こっちに来て驚いたこととかありましたか?

 

(らぶこ) やっぱり、町の人がフレンドリーなところ。もっと閉鎖的かと思ったんだけど、みんな目をキラキラさせて会いに来てくれるのはすっごい驚いた。「なにしてるのー」キラキラみたいな。

 

(夢積) 私は、意外と柔軟なところ。私が今まで会っている人は町をより良くしようと頑張っている人が多いからだからっていう意見もあると思うけど、その頑張っている人が「外からの意見として、ダメなところは言って」って言ってくれたのね。その独りよがりじゃなくて、他所からの意見も取り入れようとしてくれるところはすごく驚いた。

 

(らぶこ)  指摘も聞こうという姿勢は、本気で変えたいと思っているからだよねー。

 

 

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(夢積) あと意外とこっちって、話しをする順序が大事で、私が誰かにあいさつに行くときに他の知り合いの人に先に紹介してもらえると上手くいくよね。一つワンクッションがあるのと無いのとでは結構違うし、間に入って繋げてくれる人が近くにいると、とってもありがたい。これは私がいた埼玉の南側とはちょっと違うよね。

 

(らぶこ) 私の場合はそのワンクッションがFacebookになったんだよね。小鹿野でゲストハウスをやるって決めたときからFacebookを立ち上げて、なるべく町の人達の目に触れるようにしたんだけど、そうしたら町の人たちが「え!小鹿野!?」みたいな感じで知ってもらえて、それがあったから「あ、おがゲスさんですよね」ってスムーズに地域に溶け込めた。

 

あと、東京に住んでいた時はあっちこっちから集結して会ってるから、なんだかんだ言って会いづらかったり、みんな帰る場所が違ってたり、事前に約束を取り付けないと会えなかったりするよね。

でも、こっちに引っ越してきてからは基本的に全員夜は暇っていう大前提があるから(笑)、突然電話かけたり呼びかけたりするだけでみんな来てくれる。

 

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(らぶこ) それで思うのは、小鹿野って、ちょっとしたきっかけですごく盛り上がる町だということ。で、それを考えると私はすごくワクワクする。

そこは自分でも意外だなと思うんだけど、おがゲスを経由して例えば商店街にカフェができたり、コミュニティができたりして、小鹿野の元気な人達が繋がっていって、どういったふうに町が盛り上がっていくのかを、私は見たい。それがモチベーションになっている。

みんなポテンシャルが高いから、別に私がすごく頑張らなくても、ちょっとしたきっかけですごく面白いことやってくれそうな人はたくさんいるんだよね。

 

(しお) 確かに、小鹿野ってこれから伸びそうですよね。

 

(らぶこ) 町の人も全然諦めてないし、「なんかしたいけど、どうしたらいいか分からない」っていう状態だからね。

 

~これから移住する人へのアドバイス

 

(しお) では、最後にこれから移住するひとへのアドバイスをお願いします。

 

(夢積) 私まだ移住してきて間もないからね~。むしろ聞きたい。

でも、若い人に移住してきてほしい。フリーランス的な人で、時々農業とか茶業とか手伝ってほしいよね。

 

(らぶこ) 自分がどういった生活がしたくて、田舎に移住するのかを明確にした方がいいと思う秩父小鹿野でも違うし、小鹿野と栃本(旧大滝村)でも田舎度合いが違うから、そのどのレベルの田舎に住みたいかをしっかり見定めるのがいいと思う。横瀬はちょっと特殊だよね。オールラウンダーみたいな感じ。

 

私は都会的な暮らしは十分満喫してきたから、小鹿野町の田舎っていう全く違う生活に身を置けたのは良かったと思う。違う別世界に引っ越してきたからいい意味で諦められたというか、都会的な生活との違いを受け入れられた。でも私がいきなり栃本に行っていたら、たぶん私はいろんな不便さに疲れていたかもしれない。

田舎暮らしをしたい人って結構な田舎に行きたがると思うんだけど、それってそれなりの覚悟が必要だと思う。なんとなく想像で選ぶのではなく、しっかりと自分の中で見定めていく必要があるよね。

 

それで見定まったら、今度はその土地の人達と繋がりを作る。そこでフィーリングの合う人達と繋がれるか繋がれないかで、その後の成功が大きく左右されるから、できれば移住する前から繋がりを持ってる方がいいと思う。

 

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本当はお豆腐屋の水村さんの話とか、防災放送の話とか、おもしろい話がたくさんあって、もっと書きたかったんですけど、文字量の関係で泣く泣くカットしました。

防災無線の違いはマジで面白かったんで、いつかまとめて表にしたいです。

らぶこさん、夢積ねーさんどうもありがとうございました。

 

 

らぶこさんの経営する「おがのゲストハウス」はコチラ↓

www.ogano-gh.com

夢積ねーさんが活動している「よこらぼ」はコチラ↓

https://yokolab.jp