ちちぶ市移住日記

秩父市の移住に関する情報に加え、秩父市の魅力や個人的な日記などを掲載していきます!

日記 地域おこし協力隊の失敗事例を見て考えたこと

こんばんは。管理人のしおです。

あつい!とても暑い!!

5月って夏なんでしょうか…?

 

さて、先日横瀬町で行われた『里山まるマルシェ』に管理人も行ってきました。

今回で第3回ということで、春と秋に開催されるそうです。このイベントに関しては管理人が書くよりも『ちちぶる』を見ていただいた方がきれーいにまとまっていますので、そちらをご参照ください(笑)

chichiburu.com

とっても楽しかったですよ!地元の方とたくさんお話ができました。

せっかくなのでお気に入りの写真を載せておきます。

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(武甲山とお花畑)

今回はここまでが前振りです。

 

では本題。

 

 先日地域おこし協力隊の初任者研修に行ってきまして、その中で「地域おこしは攻めと守りのバランスが重要」とのお話をいただきました。ざっくり言うと攻めというのは地域を盛り立てること、守りというのは地域の抱えている課題を解決することです。管理人のイメージで言えば、攻めは0を1にすることで、守りは-1を0にすることかなと思います。

 

地域おこし協力隊として活動する際には、このどちらかのスタンスで活動を行います(もちろん、攻め:守り=1:2といった活動も考えられますが)。

 

で、何が言いたいのかというと、行政の方からして比較的受け入れやすいのは守りのスタンスなのではないかと言うことです。例えば、ある山間地にコミュニティバスを走らせたいと考えたとき、その山間地が買い物支援等が必要な地域の場合、行政的には比較的すんなりその企画が実施されると思います。

なぜなら、目に見えてその地域内に「不平等」があるからです。行政の立場としては管轄の中で差別があってはならないのです。この場合の差別というのは、できることを指すので「A地区では買い物ができるのに、B地区では買い物ができない」といった差別ですね。この差は行政として見逃すことはできません。なぜなら、同じ税金を地域の人からもらっているからです。

 

まあ言い換えるならば、行政は守りが得意とも言えます。

 

さて、では守りが得意な場所に地域おこし協力隊として人が派遣されました。彼は地域の特産品をもっと売れるようにブランド化すればいいのではないかと提案しました。地域おこし協力隊は基本的に「地域をもっと活性化したい」と考えている人が多く、そして特産品のブランド化と言うのはまさにありがちな企画なのですが、これはスタンスとして攻めです。元あるものをもっとよくしようという発想です。そんな時行政はどんな反応をするのでしょうか。おそらく渋るのではないかと考えます。

 

なぜなら、その事業をすることによって「みんなが良くなるわけではない」からです。特定の人は儲かるかもしれないですが、何の利益にもならない人がいます。基本的に行政の立場として、差別することは許されませんから、特定の人だけが得をすることも許されません。となると、その企画はちょっと…。となってしまいます。

 

さて、ここまでの考察から言えるように、基本的に地域おこし協力隊のスタンスと行政のスタンスは違うのです。何が違うかといえば分野が違う。りんごとお布団ぐらい性質が違う(例えに深い意味はありません)。もっと言うなら言語が違うのです。とにかく異質であることを強調しておきます。

 

これが、地域おこし協力隊の失敗として挙げられる事例の原因ではないかと私は考えます。つまり、アプローチが真逆なんです。そりゃ対立しますよね。で、問題はその異質さを双方が理解していない時に発生すると考えられます。この場合悲劇でしかありません。だって言葉が通じないのと同じだからです。

 

しかしですよ、最初の方で「地域おこしは攻めと守りのバランスが重要」と言いました。つまり、どっちも必要なんです。地域側から見れば課題は勿論解決してほしいし、地域ももっと元気になってもらいたいのです。では、どうすべきか。そのバランスをどうやってとっていくのか、を行政と地域おこし協力隊は話し合っていかなければならないと思います。

 

 地域を良くしたいという目的は同じなのですから、そこは互いの違いを認め合って一緒に盛り立てていきたいですね。もちろん、地域の方の協力が不可欠なのですが。

 

実際には地域おこし協力隊制度を使ってうまーく地域おこししているとこもありますし、上手くいっていないとこもあります。結局はどれだけ多くの人が「この地域を良くしたい」と思っているのかにかかるのかとも思います。

 

さて、最後に一言

皆さんは地域を良くしたいですか?